

フルミスト
フルミストとは?
日本初となる鼻に噴霧するタイプのインフルエンザワクチンです。
針で刺す必要がない事と、1回の接種で済む事などが特徴です。
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接種可能年齢
2~18歳
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フルミストを接種できない人
免疫力の低下している人
・重症の喘息の人、または現在喘息症状のある人
・重度の卵アレルギーのある人
・発熱中の人
・妊娠中の人、授乳中の人
・アスピリン内服中の人
・アセトアミノフェン(カロナール)以外の解熱剤を使用する人
・フルミストの成分に対してアレルギーのある人
・その他、医師が不適当と判断した人 -
接種回数
1回のみ
予約⽅法
お電話で予約を承っております。
営業時間内に0438-62-7360にご連絡ください。
フルミスト接種の価格
7,500円
フルミストについて
1.効果は?
インフルエンザウイルスの一般的な侵入口である鼻の粘膜に免疫を誘導することにより高い感染防御効果が期待でき、同時に血液内にも免疫を成立させることにより感染してしまった場合でも重症化を抑制すると言われています。
日本での調査では、フルミスト未接種の人と比べてフルミストを接種した人はワクチン有効率が56.7%と報告されています。(フルミストを接種したお子さんは接種していない場合に比べて半分ほどインフルエンザにかかりにくいという結果です。)
(第一三共株式会社「フルミスト使用成績比較調査(第1回有効性)速報」2025年9月)
2.どれくらいで効果がでるのか?どのくらい持続するのか?
効果が出るまで:約2週間
効果の持続期間:約1年
3.メリット
・痛みがない。
・1回の接種で済む。
・インフルエンザの感染経路である鼻咽頭で免疫を作るため、高い感染予防効果が期待できる。
・予防接種のインフルエンザ株と異なる株が流行したとしても、注射のワクチンと比べて更なるワクチン効果が期待できる。
4.副作用・デメリット
ワクチン接種数日後に30~40%の人で鼻汁、鼻づまり、咳、喉の痛み、頭痛などの副反応が現れることがあります。
また他のワクチンと同様、アナフィラキシーなどのアレルギー反応が起こる可能性があるため、接種後30分は注意深く観察してください。普段と違う体調不良が出現したときはご相談ください。
5.注意点
・フルミスト接種後にインフルエンザの検査をして陽性反応が出る場合があります。
・フルミスト接種後は他の免疫不全者との接触を控えるようにしましょう。
・MR(麻疹風疹)ワクチン、おたふくワクチン、水痘ワクチン、BCGワクチンと同様に「生ワクチン」という種類のワクチンになります。これらの生ワクチンと同日同時接種は可能ですが、間隔を空ける場合は4週間間隔を空けさせていただきます。その他の不活化ワクチンとの接種間隔は不要です。
ご不明な点があればお気軽にご相談ください。